シュートが上手い人だけが知っている高いアーチの重要性


こんにちは。Kenji@シュートコーディネーターです。

今回の記事では

何でアーチを高くするの?
といことについてお話します。


何でアーチを高くしないといけないのか
わからないといつまでもシュートが上達しない
しかも時には力んで腕や肩を痛める
なんてことがあるかもしれないのです。


でも逆に言えば
アーチを高くする必要性が理解できると
シュートを楽にスパスパ決められるようになって

さらに見た目にもカッコいいシュートが
決められるようになるのです。

プロフィールにもちらっと書きましたが、
NBAをはじめシュートが上手いといわれる人たちの
99.9%が高いアーチを保ってシュートしています。

アーチを高くできるかどうかが、
シュート上達するかどうかの分かれ目になります。

なので、まずはしっかりこの記事で
アーチを高くする必要性を
理解してほしいと思います。



なぜ高いアーチを出さないといけないのか。
それは一言でいうと・・・


ズバリ!目の錯覚です!!


ん?どういうこと?と思うかもしれません。
順に説明していきます。


人の身長って日本人男性なら160cm~175cm
じゃバスケしてる人でもプロを除けば170cm~185cm
くらいではないでしょうか?

それに対してバスケットゴールは人の身長より
とても高いとこ(305cm)にあります。


なのでバスケットゴールに向かって
ボールを投げるなら上向きに投げる力が必要になります。

このことは実際にバスケットゴールの真下に
立ってもらえるとすぐに理解できると思います。


ここまではバスケをやっている人なら
当たり前じゃん?と思うでしょう。


たしかに、バスケをやったことある人なら
誰もがゴール下のシュートを撃ったことあるので
そんなことはわかりきっているでしょう。



問題は・・・
ゴールから離れた時なのです!!!

しかも距離が離れれば離れるほど、
余計に問題なのです。



例えば、東京にお住まいの方なら
スカイツリーを遠目で見た時に『あ、高いな』と
思うけど645mが実際にどれほど高いか
というのはあまりわかないですよね?

でもスカイツリーの真下に立って見上げてみると
『思ったより高い!』『645mってこんなに高いのか?』
なんて思ったことありませんか?


他の例でいえば、遠近法を使って
背の高い人を後ろにして、背の低い人を前において
同じくらいの身長に見せたりすることありますよね。


目は高いものでも、距離が遠くなると
実際の高さがわからくなり低く見えてしまいます


実はこの原理がバスケのシュートを撃つときにも
働いているのに気づけないのです!!!


ゴール下から見たときに感じた高さは
スリーポイントラインまでいくと
それほど感じないと思います。

しかも距離が離れた分、前にボールを飛ばそうと
するのでボールを上に飛ばす力が必要であることを
忘れてしまうのです。


だからこそ、シュートの際に
アーチを高くすることが必要になるのです。


ところで、高いアーチ高いアーチと
何回も言うけど実際にはどのくらいの高さなの?
という疑問が出ることでしょう。


結論から言うと・・・
シュートを撃つときと
ボールがリングに入るときの角度が


45度以上!!!


この高さが高いアーチの定義になります。
(何で45度以上なのかは別記事にて解説します)

でも角度なんて測りようがないですよね?
では、どうやって高いアーチが出てるかどうか
判断すればいいのか・・・

それはゴール正面から見てボールが
リングの真上から入っているように
見えるくらいの角度になっているかどうかです。

ちなみにシュートを撃つときと
リングにボールが入るときの角度は
同じなのでリングに入るときだけ
チェックすればOKです!



では具体的にどうやって
アーチを高くしていけばいいのか
ということについて話していきます。


アーチを高くしてきれいなシュートを決める
ために必要な要素は7つあります

1. 目でアーチを作る
2. 膝カックンする
3. 背中にバネをもたせる
4. 上半身と下半身の連動
5. ぷらんぷらん脱力
6. 骨盤にタメをつくる
7. シュパっと音がする回転

これだけ見てもわからないと思いますが、
各要素で詳細な説明が必要なので今回は


【目でアーチを作る】


これについて解説していきます。
他の6つは別記事にて詳しく解説していきます。



目でアーチを作るってなに?
と思うでしょう。

これはズバリ・・・


高いアーチを出してボールがリングに
吸い込まれるのをイメージすることです。


なんだか難しく聞こえるかも知れませんが
実際にできる必要は、この時点ではないので
安心してください。イメージできるようになる
方法を教えます


それはシュートが上手い人のアーチを見ることです。
周りにシュートが上手い人がいない、という人は
YoutubeでNBA選手の動画を見てみてください。

個人的におすすめは





このNBAオールスターの
スリーポイントコンテストの動画です。

この動画ではシュートのアーチやリング横から、シュートが入る様子を見られるので
とても参考になります。

繰り返し見て高いアーチやボールがリングに入るときの
角度(45度以上)のイメージを作ってくださいね。


とにかく高いアーチを見て、慣れてください。
見るだけでいいです。それだけで高いアーチを
イメージしやすくなります。



実際に高いアーチを見て少しでも
イメージできるようになってきたら

今度はシュート練習の時に
一本一本のシュートを撃つ前に
高いアーチをイメージしてください。


そうしたら今までより
高いアーチが出せるようになっているはずです。


その際、ボールがリングの真上から落ちるような
入り方をしているかどうかのチェックもしてくださいね。


今回の記事はここまでです。

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